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責任を分散させる責任
もしあなたがグループで活動していて、あなたが代表して必要書類を提出するとします。
あなたは、
- 「出したよ!」と報告する
- 提出する様子を記録し、メンバーに「あってる?」と確認させてから、提出する
のどちらですか?
今回は、
証拠を残さない人はどこからその自信が湧いてくるんですか?
という僕の疑問についてです。

1. 原因を明確にして腑に落とす
何かあったとき、自分たちで原因をはっきりさせて腑に落とすためにも、証拠は必要です。
とあるイベントに応募したとしましょう。
通過しているはずのイベントなのに、通過グループ一覧に自分たちの名前がありません。
ここで3つの原因が浮上します。
- ナチュラルに落ちた
- 提出者の応募ミス
- 主催側の把握漏れ(めったに無いですが)
ここでミソなのが、応募した証拠がなければ、応募ミスをしていない証明も、把握漏れされてない証明もできないこと。
- ナチュラルに落ちたなら、腑に落とすことができます。
「今回は審査員と相性が悪かったな」 「やることはやったし、次頑張ろ〜」
- しかし、応募ミスなら悔いても悔いきれません。
「(違う動画ファイルを添付してもたかも……?いやどうやったけ?)」 「(出場希望EXにチェックが抜けてたんじゃない?だとしたら悔しくない?)」
- 「把握漏れてないですか?」なんて聞けないし、聞いて「応募された記録がありません」と言われてしまえばオワリです。
「(絶対出したのにな…)」 「(俺らも証拠持ってないから泣き寝入りするしかないよな…)」
証拠を残していれば、2と3の可能性を完全なゼロにすることができるので、運が悪かったときも腑に落とすことができます。
2. 責任を分散させる
提出ミスは、お金や謝罪で償いきれるものではありません。
なぜなら、メンバーがどこまで懸けているかは、他人に分かり得るものでは無いから。
- あなたが1人で提出したものに不備があったことが発覚しました。
メンバーは、唇を噛み締めながら、
仕方ないよ〜出してくれてありがとう
としか言いようがありません。なぜなら、責めても結果は変わらないから。
メンバーは行き場のない怒りで、グツグツ腸を煮え繰り返すことしかできないのです。
- 応募時に提出する画面録画をグループで共有。メンバー全員が不備を見落としてたとします。
メンバーは、
確認できてなかった僕も悪いーー😭 すまん!
と、悔しさを自分に向けることができます。
以上のように提出者は、メンバーにも責任を背負わせる機会を与える責任があるのです。
僕は昔、出たいライブに提出物の不備で出れなくなって、行き場のない悔しさで下唇を噛みすぎて、食べちゃったことがあります。(ウソですあります)
3. 画面録画をしろ
最初のお話に戻りますが、証拠を残さない人はどこからその自信が湧いてくるんでしょうか?
僕は何かあったときコワイので、アカペラ活動をする中で代表して提出物を出すときは、必ず画面を録画しています。
画面録画があれば、応募ミスの可能性をゼロにすることができ、主催側に見せれば大会側の把握ミスも逆転できるかもしれません。
すべての提出物の動画をグループに貼ってたらキモがられるので、ミスしてなさそうなものは、自身のカメラロールに保管しています。
ちなみに僕は、「他人を信用していない」わけではありません。ただのリスクマネジメントです。
「しない意味がないリスクマネジメント」はするべきです。
僕もポンコツするときは大ポンコツするし、いわゆる“ADHDの気”がないといえば嘘になる。
だからみんなで、取る必要のないリスクを減らして、気持ちよくアカペラしようや〜〜〜